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![]() 2/19/09 ひんやり澄んだ青空に映える砧公園の梅。携帯電話のカメラでも綺麗に撮れる。 前回更新から半年が経ちました。日本へ帰国しちょうど一年、多難続きだった2008年を遠い過去に感じる今日この頃です。世田谷に引越し1ヶ月の現在、引越し整理半端に日常が忙しく過ぎて行く日々です。今日は快晴、自転車で30分の砧公園界隈へケン坊と出かけました。今日一日の流れをケン坊日誌としてメモしてみます。 ![]() 起床後早速作業開始。電車・車・飛行機は以前から大好きで、家にいる時間の半分近くは乗り物関連の「お仕事」に真剣です。中央特快高尾行き、多摩川、車庫、トンネル、東京、新宿、中野、は特に頻繁に登場。100円ショップの木工部材を積木に利用し、考えていろんなものを構築するセンスには感心です。 ![]() 「コレとおんなじ!おんなじ!見て!」と興奮気味。絵本の中の遮断機と同じだ!となまず手製の遮断機(割箸に黄黒のテープを巻きつけたもの)を絵本に重ねてみる。 ![]() ははぁ〜! 10時、さぁ自転車で出掛けるよ。砧公園近くに買物をしに行き、その後砧公園でランチをしよう。 ![]() 「用賀プロムナード(いらか道)」の水景にワクワクのケン坊。ここを訪れるのは学生時代以来。やはりここはチビにも大人にも素敵な場所のようだね。象設計集団が設計した歩行者用ストリート。夏だと緑のトンネルを流れる浅瀬の水路では水遊びが楽しいはず。と観察してると、ケン坊!寒いのに靴のまま入るのはおやめ!水が出てくる場所は常に関心高し。 ![]() でた! 水への執念をようやく観念させ、買物した荷物でガッチリ重い自転車にケン坊を乗せ、すぐそこの砧公園へ。ちょうど正午。 ![]() へぇ!梅が丁度きれい!梅香も漂う。アスレチックプレイグラウンド脇に紅白梅の一群。東屋も。 昼時で、ピクニックランチの人々が少しずつ増えてくる。 ![]() 箸を使って焼きそばを食べるケン坊。食後は、遊び場で1時間遊ぶ。遊びに来ていた幼稚園児達と一緒に大きなシーソーをしたりよじ登ったり、滑ったり、いろいろと。まだ到底無理なターザンロープをやろうとするが、自分ではできないとわかると、私にしてみてくれ、と言うのでしてみるが、動き出してすぐ落ちた。自重、支えきれんゎ(笑) 午後2時、そろそろ帰ろう。自転車を漕ぎ出すとケン坊はすぐに昼寝に突入 Zzz... 自転車の後部席で寝られてしまうと、頭がグラつく時がありヒヤッとする。慎重に慎重に... 家に着いたら起きちゃった。んー、コーヒー一杯くらいひとりでゆっくり飲ませておくれよ... そして夕方になり、夕飯の仕度。ホウレンソウや小松菜を水洗い。 ![]() 水遊びを「ジャージャーごっこ」と呼び、黙っていれば1時間近く遊び続けることもある。「根元が赤いのは小松菜じゃなくてホウレンソウ」ということを今日はこれで理解した様子。 ![]() 30分近く野菜をがんばって洗った後は、自分の水遊びの世界に没頭するケン坊でありました。 明日は雨予報なので、今日とはガラッと変わる過し方となるでしょう。最近晴雨変動が速いのは、春が近付いてきた証拠でしょうね。 春一番も吹いたばかりの東京より |
![]() 7/20(日)湿気と暑さすごく、昨晩クーラーつけっぱなし。朝からすでにうだる暑さですが、今日は浅草寺と入谷の朝顔市へKaderさんと繰り出しました。暑さとケン坊抱っこ攻勢でへたばりましたが、久々の浅草探訪、ホストの我々も観光満喫。少し日本建築史を思い出してみたり、ルートを考えたり... ご案内する、という立場だと自分が観光する立場では不十分で、ちょっとした工夫や配慮が必要で、頭が柔らかくなる気がします。 地下鉄で浅草に降り立つと、にわかに外国人観光客が増えてきた。地上に出ると、いろんな肌の色でじつにインターナショナル。十数年前よりも、遥かに外国人観光客が多い印象です。ちょうど雷門の正面、白無垢のお嫁さんと中近東系?の新郎が人力車で通りがかりました。Kaderさん興味深げ。停車したハトバスや沿道の観光客、大勢が立ち止まって記念撮影してる。 ![]() 暑いので、ついつい彩り綺麗な扇子や団扇に目が行きながら ![]() 仲見世をぶらぶら歩きつつ... ![]() 亀屋で煎餅を買って食べたり、境内伽藍配置の説明をしたり... ![]() 参拝して「お賽銭とは、奇妙な慣わしだねぇ」と感じたKaderさん、でも「お守り」はわかるわかる!と言ってました。護身「お守り」などは似たようなcharmがチュニジアにもあるらしい。 ![]() お昼は町の蕎麦屋で天せいろ。Kaderさんは初めて食べた日本蕎麦を気に入り、上手に食べている。「2ヶ月前日本に来てから箸を使うようになった」という割には箸使うの上手いです。 次に向かった入谷の朝顔市は今日が最終日らしく、昼の炎天下ということで、朝顔は大半がしぼんでパッとしません。朝顔は朝が一番元気だもんね。延々と続く朝顔鉢の露店、いまどきはいろんな色の花が一鉢で鑑賞できるタイプが多く一般的には人気だそうです。 というわけで、昨日今日と酷暑でしたが、ギッシリ詰まったKaderさんとの2日間でした。私たちは今回ホストファミリーという立場で、普段あまり意識することのない事柄についてあらためて気づかされたり、交流を通じることで日本人である自分を再認識させられたり、なかなか新鮮な時間でした。 |
![]() 7/19(土)ケン坊は昼寝の無い日もときどき、大変元気なのでいつもなまず自身は自分の時間がありません。チビと一緒は楽しいですが、ブログを書くひとときも欲しい、そう強く思う最近です。 さて梅雨明けの東京、酷暑で朝から汗だくです。久々の日本の夏、この湿度の高さが堪える。そんな今日から2日間、チュニジアからのホームスティ受け入れ。昼、ゲストを西原のJICAへ迎えに家族3人で行き、そこから下北沢でのウェルカムパーティへ。その後、家で友人も交えディナーホームパーティ、という一日でした。 イラク、ケニア、チュニジア、ブラジルからのJICA研修生のホームスティを、今回あるNPO法人が受け入れる。その会主催のウェルカムパーティでは、各国事情のお話や、ゲーム、日本の遊びなどなど。家族ぐるみなのでちびっ子も大勢!ケン坊もおやつを一緒に食べたり追いかけあったり賑やかに楽しんでます。 ![]() Kaderさんは、5月から半年間国費でJICAを通じて日本研修に来ているチュニス大学の物理学者さん。ムスリム。7人兄弟の長男。母国語のアラビア語、第二言語の仏語のほかにも伊、ス、英、と何ヶ国語もできる。アラビア語って右から書くんだってね?書いてもらった。へぇ紙を少し斜めに置くのが主流なんだ、なるほど〜。「右利きの手で右から左へ書いたら、手が汚れるよね、どうなんだ?」という長年の疑問が解決。チュニジアでも右利きが一般的だそうで、左利きは幼少期から直され右利きを強要されるとのこと。アラビア語の音、これもまた日本人の大人には難しい。 「イタリアはチュニジアからすごく近い。飛行機でたった1時間半で着くよ。だから喋れる」というKaderさんに対して私は「韓国は日本から近いけどハングルひとつも知らないし喋れない」 日本以外の国の人は何ヶ国語もできる人が大勢。今回も実感。 ![]() 「これはdatesといって棗椰子の実を干したもの。半生の干し柿のようなかんじ。タネをこう取って...」とレクチャーのKaderさん。ミネラル豊富で体にとてもよいのだそう。素朴な甘さで美味しいです。この後、ちらし寿司やグラタン等々でいろんな話をしながら一夜を過ごしました。 ![]() チュニジアの首都チュニスに住むKaderさんからは、風光明媚なチュニジアの地理(サハラまで12時間、イタリアやフランスまでのほうが時間的にはグッと近い、とか)やラクダに乗るのはすごく簡単!とか、真っ白の壁に取り付いたドア枠や窓枠の冴えたチュニジアンブルーは、海や空が融合した万物存在の概念を表してもいること、特にラクダや砂漠の果物の話からは、わたしたちの生活とはとても遠い、エキゾティックなロマンを感じました。 明日は、浅草寺界隈と入谷の朝顔市を一緒に楽しみます! |
![]() (2才、3才、4才。男の子はどういうわけか車・電車好き) 5/27(火)NYの初夏を思わせるような、とてもすがすがしい暑さの心地よい東京でした。昼は丸ノ内、夕方は杉並のひととき保育での誕生日会、その後公園へ..そんなアクティヴな一日でした。ケン坊は丸ノ内の仲通りや公園を奔放に動いているときが一番楽しそうでした。ランチを食べるのも嫌がり、結局店では食べられず(なんのために丸ノ内まで行ったんじゃ?)、集団での行事ある度にそうなのだけど、この誕生日会でもすごい剣幕で抵抗を続け嫌がりました。じゃぁ本人なにをする?というと、私を従え自分の好きな遊びをしばらく続けるわけです。杉並区には「ひととき保育」という一時預け専用の、親にとっては大変ありがたいサービスがあります。ここでの一時預け利用はケン坊事情により、まだ一度もありません。私なまず自身は、喉から手が出るほどこのサービスのリピーターになりたいくらいなのですが... 4月に新しく開所したこの施設には、オープニングの日より何回か顔を出しスタッフとは顔なじみになってはいるのですが、本利用に踏み切れず現在に至ります。今日はこの施設より招待された誕生会に喜んで参加してきました。といっても、ケン坊はとても嫌がり、しかし終盤になるとニコニコして電車で遊び続け、スタッフと笑顔で楽しそうにしてました。ひとりずつ歌って手渡してくれるカードは号泣して受け取り拒否私の手を払いのけるので、まったくヒドーイ!という一幕もありました。がケン坊はそうして我道を通すべくパワー全開でした。 先日、託児サービス付きだったので、とあるセミナーに出席してみました。面白く興味深いお話しなのだけど、隣室で1時間近く大声で泣き続けるケン坊の声が気になり続け45分経過した時点で、我慢ならず一度様子を見に行きました。すると、そのとき泣いていたのは声がそっくりな他のお子さんで、ケン坊本人はベテランのスタッフの方に抱っこされ落ち着いていました。なので本人に気づかれぬよう、また私は自席へ戻りそこからは安心して話に集中できました。後でケアしてくれていたスタッフよりお聞きすると、最初の45分間は大声で泣き続け、その後は抱っこされ落ち着いて少し寝て、起きたら周りの子どもたちと楽しく遊んでいた、とのこと。特に、NYから東京に引越してきて以降我が家にはいろんなことが起こったので、そういうことも影響してでしょう、一気に場所見知り、集団嫌い、いろんな嗜好がより鮮明になってきて、とにかくいろんな場面で親自身はかなり苦労しています(あいかわらずベビーカー大嫌いだし)。なまずはいろんなところに出かけるのが好きで人と話すのが好きな質なので、家でケン坊とベッタリという暮らしとは程遠い日常ですが、日本に来て以来ケン坊の「ママ命」度は大変高く、かといって動き出すと歯止めがきかない運動能力抜群の激しい奴を伴っての外出は、どこへ行ってもなまずは毎度グーッタリ! そうそう、有楽町駅前再開発後の町の姿を見たのは今日が初めてでした。浦島太郎だなぁ(笑)。東京はどんどん変化するから、その点ではとてもダイナミックな都市といえるでしょう。丸ノ内の仲通りなどはこの数年ですっかり定着し、賑わいの上には木々が成長し葉を繁らせ、感じのいい都市空間です。しかし、有楽町駅前の丸井などをみて思うのは、ターゲット客層がとても限定されていて、町としてはこういうのってちょっと残念だなということ。丸ノ内のオフィス街で子どもを連れて歩いているのは、私と欧米人の親子1組だけでした。集積度が高く、高さ方向の高度利用が濃密なマンハッタンに比べて、横にスプレッドしている東京の町は、そうした形態から自ずとエリアによって職・住の住み分けが色濃いです。NYだと町中にオフィスワーカーや住民、いろんな人がちょっとした公園にいたりして、んーなんというかな、とても自由な感じです。より魅力的な都市とは、より多くの活気が漲ることでしょう。だから商業のコンプレックスでも、ミックスエイジが成立すれば本来は一番よいのでしょうね。 とまぁ ケン坊はケン坊らしく、なまずはなまずなりに。人も街も、いいかたちに成長していけるといいな。 ![]() |
![]() 5/26(月)NYでJamesくんファミリーから頂いた数字のDVDが大好きなケン坊は特にnumber2がお気に入り。最近、家にいると再三リプレイ要求。曲Happy Birthdayが流れ、2つのカップケーキに1本ずつ2本のロウソク、ギフトボックスにバルーンと、アメリカのお誕生日会そのもののアニメーションが流れる。ケン坊は一緒にHappy Birthday to You♪と歌い、ロウソクの炎を「プーッ」と吹き消す真似。また、その情景が描かれた絵本があって、それを取り出して持ってくる。一連の動作はこのDVDでnumber2が出てくる都度何度も繰り返される。ということでケン坊2才の誕生日には同じ状況を創り出してみよう!そこで、マドレーヌ師匠の妹の力を借り、ラムレーズン・くるみ・アーモンド入りの美味マドレーヌをつくって楽しみました。 ![]() なまず自身は、菓子作りはほとんどしません。しかし楽しくつくる過程・雰囲気は子と一緒に楽しめると思うんで、子がいる間はそういう時間を楽しむということで折を見てつくってみたいなと思います。突然の出動要請にも関わらず仕事の合間を都合して、自家製ラムレーズン、粉ふるい、計りなど持参で烏山より快く駆けつけてくれたマドレーヌ師匠に感謝。なにかと手荒なケン坊はこの妹が好きで、会うといつもニコニコ嬉しがります。バーバパパ一家をこよなく愛する妹と夕飯まで一緒に楽しみ、バーバパパファミリー的時間を一緒に過ごせ、ケン坊も満足気でした。 ![]() |
![]() 4/24(木)エネルギッシュなケン坊を、日々いかに疲れさせるか?いろんなところへ出掛けて、体を存分に動かす。雨だと知恵がいる。そうだ!今日はインドア・プレイグラウンドに行ってみよう。ということで、多摩境のアメイジング・ワールドへ電車を乗り継ぎ向かう。乗り換えたJR内で、なんともイヤな経験をした。乳幼児連れの親(私)が荷物を持って、抱っこを要求する13kgのチビを抱えていた。周りは学生やスーツ姿の社会人がほとんど。空いた席はひとつもなく、かといって立っている人はぱらぱらいる程度。立っている私の姿はどの席からもよく見えるのに、私が見ると視線を外して知らんぷり。座ったまま誰も席を譲ってくれようとしない。誰かに頼んで席を譲ってもらおう!と決めた瞬間、誰かが腕をヨイショと掴んできた。強く引っ張るので、びっくりした。見ると60代の白人男性。ありがたく座らせてもらい、汗も一気に引いてきた。なんで日本人は誰一人席を譲ってくれないんだ??その男性と電車を降りるまで話をした。彼はメリーランド州(U.S)の出身だった。NY市の地下鉄に乗っていれば、ちょっとあの人ツラそうと思うと、わりと大勢が席を譲ってくれようとするんだがなぁ。見て見ぬふりした大勢の日本人とは逆に、この白人男性はウトウト寝ていたのに、私がケン坊に喋る「チョッと待って!!」の声で気がつき、すぐに席を譲ってくれた。日本人ってなんだか淋しいな、と感じた出来事だった。 そんなこととはつゆ知らず、ケン坊は目的地でかなり楽しんだ。 抗菌砂場(それってホントl?)で水・砂遊び、電車、ツリーハウス、大きなエアクッションの遊具、とにかくいろいろある。 ![]() マッサージチェアもあって大人はそこで寛げる(人もいる)。軽食カフェもあり、一日過せる。マンハッタンでは、チルドレンズ・ミュージアム(CMOM)によく行ったが、そのように頻繁に行くには自宅から遠いけど、雨天にはもってこいの施設。ちなみに、居住区の助成のおかげで、ほとんど費用負担なく使えるのも嬉しい。 ![]() 最近、この手の有料屋内遊技場は大型複合商業施設などにボチボチ展開され出した。この多摩境は郊外なのでさほどでもないが、都心では料金が結構嵩む。でも、こうしていかないと子どもがノビノビ遊ぶ場所があまり無いのも事実。近隣公園の遊具だってどんどん撤去されて面白さを失っているのが多いもんな〜 おもいっきり、のびのびとっ! |
![]() (↑4/4八幡神社参道の桜。ケン坊とシシ。) うれしぃ〜満開!桜 ご無沙汰していました。今東京は桜が終わり、春雨で新緑が一気に鮮やかさを増す季節になりました。なまずも日々の散歩で桜満喫でした。NYから東京に着いてちょうど3ヶ月。地獄絵巻の2ヶ月を乗り越えたこともあり、桜の季節が待ち遠しかったです。その節は多くの方にご心配頂き、本当にありがとうございました。海外引越しに加え、ケン坊、帰国直後の事故で歯を髄まで傷めたことに端を発し、道路での落下救急搬送、嘔吐下痢症など、各種疫病神にとりつかれたようでした。歯科、脳外科、整形外科通いが続き、いろいろようやく落ち着いてきた最近です。夫ケンケンは引越し荷物を大半片付け、その間、母子は実家と自宅を行き来する生活でした。案の定の激務で連日深夜帰りのため、平日はシングルマザー状態。しかし週末は家のこと始めいろいろやってくれるので、ケン坊もダディ&ミィ、エンジョイです。今のところ、東京よりNYのほうがいい、といろんなことで感じてます(食べ物と家族が近いのは断然日本!)。というわけで、とにもかくにもこれから東京です。 これからもよろしく! |
![]() おかげさまで1月6日、無事成田に着きました。 キャビンから降りると「あぁ〜あ、日本に帰ってきちゃったんだな〜」という脱力感、空虚感が一気に夫婦に押し寄せてきました。NYの地は自分に合うし、NYライフがそれだけ充実していた証なのでしょう。さて、今回のフライトは前回より格段に快適な13時間の空の旅でした。ビジネスクラス(CLUB ANA)の威力を実感です。海外引越しは国内引越しと違い、いろいろとても大変です。ケン坊が寝た束の間、ささやかながら夫婦慰労、シャンパンで乾杯しました。これから東京での生活が始まる前に、NYの自宅を退去した日から今日までのことをメモしておきます。 ☆1月3日(木)最低気温-12℃、最高気温-5℃、快晴。自宅退去引越し。 ![]() 大好きなプレイルームとは今日が最後。一緒によく遊んだケン坊と誕生日が10日違いのシプリアーニくんとナニーさん。 ![]() PM6。いよいよ自宅をあとに。ロビーでコンシェルジュのジョンと。 ![]() ドアマンのクラウド大変お世話になりました。いろいろありがとう。 荷物が多いなまず家の引越しは引越し屋さん泣かせで時間も予定よりだいぶんオーバー。グラセン近くのホテルに着いたのは6時半近くでした。 ☆1月4日(金)昨日ほど寒くはない。NY最後の日。 ![]() 滞在先のホテルにMaya mom&Mayaちゃんが遊びに来てくれました。ゲラゲラ笑いカクレンボしてる、とても息の合うふたり。ケン坊はMaya momさんが好きでニヤニヤしてます。 ![]() Maya momさん、駆けつけて下さり嬉しかったです。ありがとうございました。 そして午後、ストローラー嫌いのケン坊を抱きかかえたままユニオンスクウェアのベビザラス。そこへ私たちの相棒Miffyちゃん親子が会いに来てくれました。(笑−何回会ってる!?) ![]() ナーサリールームで、オムツ換え台の下でカクレンボする2人。最近、ケン坊はMiffyちゃんの写真を見ても指差してなまずに教えてくれるようになりました。 ☆1月5日(土) 早朝、ホテル向かいのクライスラービルが朝陽を浴びて輝いている頃、JFK空港へ。直前にお電話をくれたお友だち、この日見送りに来てくれようとしたお友だち、多くのやさしい気持ちに包まれて、東京へ出発しました。 ☆1月6日(日) 成田着。なまずの父さんが迎えに出てくれました。丸ノ内のホテルに今います。そして明日7日からは早速忙しく動き回ることになっています。時差ボケ等で体内リズムが狂っている家族3人、日本は夜なのに3人とも交感神経が働いてます。 というわけで、See you so real soon ! THANK YOU. |
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あけましておめでとうございます。このブログはまだ夏のままですが年が変わりました。
急きょ日本へ戻ることが決まり約1ヶ月、この間はいつにも増して「光陰矢の如し」でした。ちょうど1年前2007年の元旦に我が家に遊びに来てくれた親友家族の家に、今日はなまずたちのNYライフ最後の晩餐でお宅をご訪問しました。その親友の言葉を借りるなら、ここは「出会いと別れが交錯する街」。そうじつに多くの方に出会いました。いろんな場へも足を運び、ギッシリ詰まった2年8ヶ月でした。すべてをこのブログに残すほどなまずは器量が無いので、これから東京へ戻っても少しずつ過去をメモしておこうと思います。地味ですが何らかの形でブログを続けていこうと思います。 現在ケン坊が高熱で不調なので、それが気掛かりですが1月5日のフライトでNYを去る予定です。こんな幕開けの我が家ですが、どうぞみなさまはご健康でこの一年もお過ごしくださいますように。 |
![]() (↑針葉樹が徐々に増える。ケベック州からメイン州へ) 8/31(金)発つ前にケベック・シティを今一度散策し、それから一気に車で約500kmメイン州へ。これから2日間の目的地はBar Harbor(国立公園Acadia National Park)。メイン産ロブスターも楽しみだ。メイン州と聞くと針葉樹が大地を覆うカナディアンロッキーの景色が浮かぶ。メイン州の山間部は、愛飲の「Poland Spring」(有名なミネラルウォーターブランド)のラベル絵そのものの風景がどこまでも続く。この辺はトナカイに似たムース(シカの一種)が現われるようで、シカとは違う貫禄を帯びたムースの図柄が楽しい道路標識を所々で見かける。 しばらく走り標高の高い所から下ってきて、延々と続いた針葉樹の森は姿を消した。半袖では寒いひんやりする空気からは潮の香りが漂っている。すぐそばに海がある。ようやくBar Harbor周辺に到着。道が空いていても1才児を連れて半日で450km走破にはいろいろ苦労もある。でも、宿に着いて疲れが一気に吹き飛んだ!今日から2泊のPrimrose Inn。やさしいぬくもりある素敵な宿。アフタヌーンティ&コーヒーのお菓子は手作りで美味しい。宿の主人に案内されて通された部屋は広々落ち着いていて暖炉や、この部屋のプライベートテラスには... ![]() ブランコチェア♪がある。 ![]() 手入れの行き届いたフルメイクのベッドセットからはどことなくいい香り。番手の高い上質な寝具の一番上に掛けられた手編みの大きなスプレッドが素敵で、ベッド全体が立派な調度に見える。 ![]() この宿Primrose Innは1878築。当時、ある銀行家がサマーハウスとして建てたヴィクトリア様式スティック・スタイルの木造2階建ての別荘だった。 ![]() この建築様式はアメリカ東海岸の別荘地で1870〜80年代に流行ったスタイルらしい。1947年にあたり一帯で起こった大火で19世紀築の建物のほとんどは焼失したが、風向きに救われてこの建物は残ったとのこと。この建物を利用して、現在客室数13室の宿を中年夫婦のオーナ−が切り盛りして経営されておられる。ケン坊のような小さい子どもが泊まるのは初めてなのでご不便は無いか心配だ、というので聞いてみると、ビックリ。 ![]() この宿を開業して、まだたったの3ヶ月。3ヶ月とはいえ、既にいろんなところで評判がいい。ここは朝食つきの宿(B&B)なので、既に明日の朝食も楽しみ。と、その前に今日の夕飯。今から産地本場のロブスターを食べに出かけよう。 宿の主人に聞いたお奨めの店は子連れには少々気が引けて諦め、別のレストランへ入った。 とっても美味しい!!さすが産地で食べる産地ロブスターは旨味が濃くてギュッと詰まってる。 ![]() が、唯一参ったのは... ケン坊、おまえじゃコラァ!ちゃんと座って食べよーよ... っていうか食べさせておくれ!隣のベビちゃんたち見てごらんょ... 隣合うテーブルに14ヶ月、15ヶ月(ケン坊)、16ヶ月の坊やがそれぞれいる。おまえだけじゃ!親困らせてるの(同じ金額を払っても損した気分)。 ![]() 席を同じくするも束の間、我ら早々に交替でケン坊の面倒を見て席を立ち、1人ずつディナーを急いで頂くことに。やれやれ、ごちそうさまでした(忙)。それにしても美味しかったな〜 明日は国立公園を散策しよう。 (本日の走行距離456km、総走行距離1762km) |
![]() 8/30(木)昨夕のチェックイン時コンシェルジュに聞いたとおり、昨日に続き小雨交じりの肌寒い陽気。でもフランス漂う歴史の重さを感じるこの町、この天気が似合う。石畳の道、石造の壁が雨を含んで一層落ち着いて見える。このケベック・シティ旧市街、その昔、毛皮交易が発端で栄えた町で、1985年に世界遺産登録。北米唯一の城砦都市でもあるそう。 ![]() 城砦の上から町を見下ろすと、迷路のようにうねった細い道が折り重なっている。今度は城砦の頂上、城壁の内側に行ってみる。 ![]() 建物の表示を見ると17世紀築が多い。漆喰も彩度が低く落ち着いた風合い。石壁に、屋根など金属に淡い色がポイントで塗られている。そしてその向かいには、馬車の厩が目の前に。 ![]() 緑のバンク上に見えているのは城壁の頂上。のどか〜 今度は少し坂を下って、旧市街の路地から上を見上げてみよう。 ![]() 急斜面にゴンドラがあって城砦の一番上にフェアモントの屋根がチラっと見える。さて、どんどん路地を進み、頭上を見上げる。と、 ![]() 粋なサイン発見♪ ![]() へぇ公共トイレ?? かわい〜 ![]() 迷路のようにくねる路地、勾配のある土地はいろんな角度と高さからいろんな物が目に入ってきて景観が楽しい。この旧市街の路地はヒューマンスケール。気を取られていると、思わず路地から路地へと進んで行ってしまう。ヒューマンなうねり道のこの感覚、ザルツブルグ、アルターマルクト周辺のガッセの雰囲気。あの町も小さいスケールが心地よいところだった。そういえばゴンドラが急斜面にあるのも同じ、そのてっぺんには古い城があるのも似てる。 いろいろ見て回るうちに夜になり、夕飯を食べに行く。昨晩行って気に入ったので同じ店へ。宿の近くの古い石畳が続くアンティーク街。そこにたたずむ地元民に親しまれているケベック料理の食堂「Buffet de l'Antiquaire」 。店のおばさん覚えていてくれて嬉しい。荒らすケン坊もウェルカムで迎えられ今晩も美味しいお食事をいただいた。ダイナーだから寛容なのか?それともアメリカ的感覚が入り混じっているから寛容なのか?「フランスではレストランでの食事は大人の文化。こどもはきちっとマナーを守れるようにならないと連れて行かない」と以前フランス人の知人より聞いた。NYもよほど高級なところはそうだが概ね子連れウェルカム。旅をしていても子連れで気持ちよく食事をとれるのは、とてもありがたいこと。 ![]() というわけで何度でも訪れたい。ケベック・シティは「しっとり」な町。 |
![]() 8/29(水)から2泊した宿はAuberge Saint Pierre。こじんまり落ち着いていて居心地いい宿。客層も落ち着いた中高年が多い。客室数42。約200年前、1821年に竣工した古い建物。その昔カナダにまだ損害保険会社が一件も存在しなかった時代、カナダ初の損保会社だったらしい。 ![]() (仏英併記なのがわかる) Quebec Fire Assurance Companyの事務所ビルだったものを、現在ではホテルに用途転用・改修され使われ続けている。この手の「息の長い使われ方」には強いアフィニティで共感。宿のウェブサイトに掲載されているが、古い建物ゆえ度重なる改修が加えられているのがわかる。http://www.auberge.qc.ca/en/historique.htmlNYのホテルでも同様。Essex HouseやWaldorfのように古い建物の場合、メンテは常に行われ続けている。その費用は莫大で、ビル売却価格をも左右する。さて、 ![]() なまずの泊まった部屋には、大きなレンガの壁がそのままに残っている。液晶TVの台、こちらに何でも置けて、使い勝手よし。 ![]() 窓は大きなフランス窓。2重サッシの原形で、静か。現在のフランス落としは枠内に隠れる場合が一般的だが、 ![]() このフランス落としは、窓枠表面に表れていて、フランス落とし自体のデザインがきれい。 ところでおもしろいことはまだある。この宿の1階を歩いていると、?アレレ??いつのまにか別のホテルの1階にいる。1階でホテル同士がラウンジを介して繋がっている。コンセプトは全く異なり、こちらの方はシンプルモダンなテイスト。グレイッシュなベージュ、無垢材を豊富に使った一連の造作が美しく、本物志向でクラス感が漂う。ロビーはいわゆるリビングの設え。 ![]() どこかのお宅にいる感じ。ソファに腰掛けながら「この両ホテル、多分同じオーナーだな」と感づき、いろいろ知りたくなってフロントの人にたずねた。するとやはり同オーナーで家族経営という。こちらのホテル名はHotel 71。71番地にあるから。そしてこちらも客室数は42。両ホテルあわせて84室。一般的にホテルでサービス低下を起さずにレベル保持ハンドリングしやすいといわれる80室規模。品よく上質にまとめられたシンプルモダンの内装も建築との取り合いが美しく、デザイナー誰?と聞けば、ケベック地元出身のデザイナー(兼大学教授)とのこと。この方面の問合せも何百軒と問い合わされるということで、たずねたフロントの方でもいろいろ応えてくれるのが頼もしい。 ![]() (ホテルの看板は目立たない。邸宅の入口のようで上品) こちらのホテルの建物は昔銀行だったそう。そこに入居していた企業が破産して完全に退去するには今しばらく時間がかかるが、空いたところから順に客室にして営業しているという。現時点で42室中16室稼働とのこと。上階に行って客室廊下を見せてもらうが、ほ〜シックでクールいいかんじ。客室扉のノブ横に室番表示がLEDでデザインされてたりELVカゴ内の表示がガラスの奥に潜ませたLEDで、ボーッと浮き出て見えたり、芸が細かく丁寧なデザイン。 朝食を頂く食堂には、気の利いた中年スチュワートがいて、我々夫婦で食事できるよう、ケン坊を抱っこしたり食べ物で汚した手を洗いに連れて行ってくれたりした。キーウェストのレストランでのことを思い出す。こういう気のきいたことをしてくれると、更なる好印象。 次回はこのHotel 71にも泊まってみよう! p.s. 両ホテルとも評判がいい。特に後者のHotel 71はアメリカの人気旅行評サイトTrip Advisorの昨年の覇者。 |
![]() 8/28(火)フランス語圏。ヴァーモントを発ち、国境を越えてケベック州に入りモントリオールへ。モンマルトルの丘を思わせる一角や特に旧市街の石畳のサン・ポール通りの街並みは、パリそのもの。 ![]() 石畳の道幅は11m程度かな(歩幅で14歩)。緩やかに曲がりくねる道のおかげで、向かう先の建物の壁が見える。道幅が広く直線道路が多いマンハッタンの町とは異質の景観。ヒューマンスケールな通り。セントローレンスの河岸段丘で、川に向かっては下り坂。サン・ポール通りからは川面も見渡せる。 ![]() サン・ポール通りは、 ![]() 看板だってヨーロッパ。 ![]() なまずお気に入りのウィンドウ。センスよくまとめられた暖色・赤系のコーディネート。いろんなアーティストのギャラリー兼ショップ。(後に、こぬぅから聞いていたアートショップと判明) ![]() 住宅を見上げる。マンサード屋根に緑溢れるベランダ。 別の家の窓からは ![]() 猫。シャンソンが聞こえてきそう〜 明日は半日この町。その後ケベックシティへ。 (本日の走行距離216km、3日目までの走行距離1010km) |
![]() 8/27(月)朝6時、崇高な光景。ひんやり澄んだ空気。早朝、山腹を車で上がってみると下界に広がる雲海。サウンドオブミュージックの主人公トラップファミリーが、オーストリアよりStoweの地に亡命してきて経営しているというロッジ。その敷地内に今立っている。ザルツカンマーグートを訪れたとき、霧が濃くなんとも神秘的な空気を感じた、その感じに近い。ロッジの建築もオーストリアのヒュッテそのもの。ロッジの敷地内には広い畑があり、色とりどりの花々、野菜、様々な植物が手入れされている。 ![]() 朝露が光って色彩も一層瑞々しい。 ![]() ![]() 朝陽を浴びて向日葵も元気。 妖精がいるようなトラップロッジから一度宿に戻って朝食をとり、アップルサイダー(100%リンゴジュースのこと)を絞っている作業所で何度も試飲する。よく冷えてるしとても美味。やはり産地物はいい。 ![]() そこから出てきて駐車場にいたニューファンドランドのちびちゃん。 ![]() 生後6ヶ月でも既に30kg近くあるらしい。毛がタチっ子でフワフワ〜 ![]() そして、いつも忙しいケン坊が走り回っているのは、所変わってメイプルの木で玩具を手作りしているアトリエ兼ショップMaple Landmark。Made in Vermont のウッドクラフトブランド。 ![]() 頭を使って遊ぶ類の楽しいアイテムがいろいろ。結構値段は張る。人件費のぶんかな。 どんどん移るぞ、次はアイスクリーム工場。 ![]() ここでも試食できるというのでそれが楽しみ、花より団子。ケン坊もむさぼり食いついたアイス。でも工場の機械は整備点検でライン自体はあいにく休業。 Stoweはじめヴァーモントの地は牧畜や農業が主な産業で、秋は紅葉、冬場は特にウィンタースポーツで賑わう。いつも暮らしているマンハッタンとは全く違う魅力に満ち溢れている。車窓からの景色はほとんどが牧場か森林。 ![]() 冬は雪深く、こんなふうに橋に屋根が掛かっているところが多い。牧歌的なヴァーモントらしい風景。↓このショットThe very Vermontでメモ終了。明日はカナダのケベック州へ入る。 ![]() (本日の走行距離248km、2日目までの総走行距離794km) |
![]() 8/26(日)今回の旅、車で北へ。ヴァーモント州→ケベック州→メイン州と1週間で移動する。初日の今日、一気にヴァーモントへ。ケン坊を外で遊ばせつつ移動。 ![]() ヴァーモントに入ったところの休憩所、遊具も木製で温もりがある。 ![]() 一方ケンケンが齧るこのリンゴ、昨日ケン坊がセントラルパークでお友だちと遊んでいて拾ってきたもの。甘くて美味しい。 ![]() 昨日家でケン坊も齧ってた。 (そういえばヴァーモントってリンゴと蜂蜜が有名) 近所のヴァーモント出身の友人が「紅葉シーズンは格別だけどすっごく道が混むから夏がいいよ」と言っていた。なだらかに傾斜が続く山並み、車道から見渡しがきき雄大な緑が美しい。白樺、アザミ、ワレモコウなど高山性の植生も豊かで、長野の高原のよう。 家を出てから約9時間、ヴァーモント州Stowe。今日から2泊する宿に着く。Ye Olde England Inne。アフタヌーンティのサービスがある。ダイニングのMr.Pickwick'sはビールの種類が豊富なバーがあり、料理が美味いと定評のレストラン。とっても楽しみ。ここのテラスで夕食を食べてみた ![]() ら、◎!すごく美味。目下アメリカで食べた中で一番美味しい。駆け回り蹴散らかすケン坊がいるので、広いテラスがあると他のお客への迷惑にならないので、その点もとても嬉しい。旅の楽しみの一つ「食」を、チビごときに台無しにされたくない。夜はさすがに小肌寒く、多分気温12℃くらい。 牧歌的な地、ヴァーモント。明日は、Stoweの界隈を散策する。 (本日の走行距離546km) |
![]() 8/11(土)Ramseyは家を出て電車NJ Transitに乗って約45分。マンハッタンへの通勤圏。ケンケンの知人の、息子さん一家が暮らすお宅で開催のガーデンパーティへ招待されご訪問。400坪相当の広い庭があるフラットの一軒家。7才、3才の坊やがいるお宅には親戚の子どもも遊びに来ていて、元気に走り回る子ども達で賑やか。芝生の庭には保存樹木の大木が茂り、設置の際に隣近所の人に手伝ってもらったというブランコや滑り台いろんな遊具がある。アメリカの広い庭付きの戸建ては、ちょっとした公園のよう。外に洗濯物が干せるというのはいいものだと思う。布団をおひさまで干す日本人としては、マンハッタンで暮らしているとありえないこの光景にホッとする。洗濯物が喜んでいるように見えるし(笑)でも接道長が長いので雪掻きシーズンは大変らしい。ご主人の転勤で冬には6年住んだ家を売ってLAに転居する予定と聞き、下世話ながら価格を聞くと約$ミリオン(1億円)。4Bdr、庭400坪、東京都心から中央線で45分の辺りのことを思えば、こちらではかなり広い豊かな空間に住めるといえる。東京って… 考えたくもない。 |
![]() ヨーヨー・マ&ボストンシンフォニーを聴きにタングルウッド音楽祭へ。朝車で家を出て、途中ケンケンの同僚たちとSpring Feeldsの知人宅を訪れたり、バスケットボール殿堂の地を訪れたり… ![]() 寄り道しながら、夕方タングルウッドへ到着。 ○開演まで/ 音楽祭の会場一帯は高原に位置し、空気ひんやり澄んでいて森林の香りと虫の音で満ちている。子どもの頃毎夏行った長野。善光寺傍の祖父母の家を拠点に高原を訪れ、いろんな植物生き物に触れた頃の感覚。なんの香りかわからないが、あの頃確かに嗅いだある植物の放つ香りが敷地に入るとふーっとする。影が長く間もなく日も暮れる。野外音楽堂のステージを取り巻く芝生席には、銘々ワインやキャンドル、小さいテーブルに花を飾り楽しんでいる人、枕と布団まで持ち込んで大きな犬と一緒に寝転がっている人、いろんな寛ぎ方で飲食しながら開演を待っている。 ![]() 過去の記憶と現在の光景、その両方があわさって親近感と躍動感が交差する、なんとも楽しい雰囲気。 ![]() 車を降りた瞬間から目を輝かせて走り回り始めるケン坊。ふと草影から茶色い野うさぎが現われて、ピョ〜ンと走り去って行く。不意の出現に目を丸めて凝視。自然のうさぎを見たのはケン坊も初めて。演奏が始まってからの期待が膨らむ午後8時。 ○開演♪/ ![]() 埋め尽くされた会場全体。日が暮れヨーヨー・マが白いジャケットを着てステージに現れると大拍手。直後、会場全体一気に静まりかえる。問題は、ケン坊が暴れないか?ということ。一気に静まり返った様子をキョロキョロ見渡し、演奏が始まると最初の数分はチェロの音色に聴き入っていた。 ![]() しかしその後、突然「ワンワン!」と何度もしゃべったり、オッパイを要求したり、案の定忙しくなってしまった。中盤で芝生の端のひと気のないところへ移動すると、水を得た魚キャッキャッと走り回る。 ![]() こんな具合で、美しい場所でゆっくり上質の演奏を堪能する、というわけにはいかないが、この場の雰囲気と、正確な演奏、チェロが話し語るように奏でるヨーヨー・マの演奏を三次元で体感できてよかった。やはりCDで聞くのとは別次元。本物に触れるってすばらしい。空には流れ星がいくつも流れている。 翌日は、3人で改めて昨日の会場を訪れて敷地内を散策したり、ノーマン・ロックウェルの美術館とアトリエを訪れたり、The Red Lion Inn に立寄ったりした。ノーマン・ロックウェルは写実的な表現が巧みでいつつユーモアたっぷり、時に考えさせる絵を描く画家。その絵の多くは誰もがノスタルジーをおぼえる。ユニバーサルな洞察力とセンスが光る社会派の画家は、こういう美しい場所で作品を作り続けたようだ。 ![]() (↑北窓。よい景色が見渡せ柔らかい光が射しこむアトリエ) ![]() ここは処かわってThe Red Lion Innのメインダイニング。6年前の9/11のテロの時、ここに泊まっていたという友人にタングルウッドへ行くなら寄ってみるよう勧められた。18世紀後半から続く木造の旧きよきアメリカな宿。ランチ◎。ボストンもそう遠くはない。クラムチャウダー美味。 ![]() 非日常な空気を存分に吸って本物に触れた1泊充電の旅でした。 |
![]() ○最近屋上で鼻をズル剥けたので実は赤っぱな 7/30(木)連日暑い。散歩コースのひとつHippo Playgroundで、今日も水遊び。1才程度だとまだ所有欲があまり芽生えておらず、取られても平気な場合がある。人のを取ったり、逆に取られたり、でも平和に時間が流れていることが多い。物の中に物を入れたり、はめ込んだりするのが好きなケン坊は、人のバケツに自分のバケツを入れようとしたり… ![]() コップで水をすくい流して様子を観察したり… ![]() エネルギッシュに駆け回るのをやめると、ヨダレを垂らしながら熱心に観察タイムに入る。お決まりのパターン。なまずもケン坊も、この公園にいると暑さを忘れられる、ほんといい所だ。 |
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7/29(日)マンハッタンのイーストリバー途中にルーズベルト島があるが、地下鉄や大型モノレールで行けるのでモノレールで行ってみる。モノレールで5分くらい。空中から見下ろす風景、特に川の上は迫力ある。マンハッタン内を移動する交通手段は地下鉄か車がほとんどなので、空中から動く景色を眺めるのは新鮮。島の西河岸沿いには桜並木が続き桜の名所でもあるが、他に魅力的なものはこれといってない。複数の病院と住宅以外にはほとんど何もない。マンハッタンがすぐ横とは思えない密度の差。対岸マンハッタンにビッシリ並ぶ建物を眺めながら不思議な違和感を感じる。
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![]() 7/27(月)同じフロアに住むあるフランス人一家の3人兄弟。9才の女の子と6才の男の子は、ケン坊を見るといつもかわい〜!と言ってかわいがってくれる。なまずともいろいろ話したがる。NYの子どもは純粋で臆せず明るい子が多い。今の日本、どうなんだろ? |
![]() 7/20(金)Bronx Zooへ友人達と行く。なまずの好きな多摩動物公園は52.3haでBronx Zooは265エーカーらしいので、多摩ズーの倍の面積(ちなみに多摩ズーは東京ディズニーLより若干広い)。両園とも動物の自然生息に近い環境での展示スタイル。緑も豊富で素晴らしい。多摩ズーは山の丘陵を活かした形に対して、Bronx Zooには傾斜がほとんどないので、歩いていてより楽しいのは多摩ズー。昆虫館も多摩ズーの方が立派。Bronx Zooにはアジア園にモノレールがありそこから屋外展示を眺めたり、こちらもスケールが大きい。最近の動物園ニュースで記憶に新しいのは、3年前近年脚光を浴びている旭山動物園で、南米の同地域に生息する動物(あるサルとカピバラ)同士の間で喧嘩があって死んだ事故。なまずがパンタナールで自然のカピバラや同種のサルを見てNYに帰ってきたばかりだったからよく覚えている。延々と広がる湿地帯に、悠々と暮らす彼らと比べると、旭山の展示にはかなりの無理があったはず。他にも日本全国の動物園で、某霊長類の地域別個体の保全飼育が困難になってきているとか、いろいろある。とにかく地球のいろんなところに自然に生きる動物達を園内に集めてしまうんだから、人間のパワーは脅威... ![]() さて、ケン坊を観察しているとおもしろい。とにかく外へ連れ出せば、喜んでどこへでも駆けて行ってしまう奴。動物を観るよりも走り回ることに忙しい。毎度ながらなまずは追うのに必死。土があればほじり口に入れ、穴があったらのぞき込んで突き進む(最初の写真)。孔雀は不思議らしく、回り込んで遠巻きに観察。同じ月齢の子でも、女の子は動物に興味を示して結構観ている。人間という動物の1才児の発達の違いを動物園で観察できてこれもおもしろい(笑) ![]() (↑モノレールで屋外の動物を観察) 最後に行ったアジア園。なまずには悲しいことにここBronx Zooにはマレーバクが1頭しかいない。多摩ズーには何頭もいるのになぁ(ズーストック種だから)。 ![]() 疲れ寝入ったケン坊、バクに夢を食べられた? |
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7/19(木)Bronxvilleというこれまた郊外の高級住宅地に住むジェイムスくんファミリー宅を訪れる。うちから1時間も掛からない所。待ちに待ったやっとの再会実現。昨年12月まで同じビルディングに住んでいた仲よしご一家、ジュニアの成長とともに緑豊かな住環境、文教地区へと引越して行った。マンハッタンで暮らすファミリーの中にはこうして子どもの成長に合わせて郊外の相応の地へ移り住む家族が多い。東京で例えてみると、銀座・青山から国分寺・国立などへ引越す感覚かな。郊外はマンハッタンと違って、私立校より公立校のレベルの方が高いところが多い。NY州だけでなく、隣のニュージャージー州、コネチカット州に引越す家庭も多い。それらの地域では住宅購入の需要が高いから、当然家屋敷も億円クラスだし税金も高く、東京のいいところと似たような感じ。NYに住む一家が抱える問題と同じで、自分が東京に戻ったら「しばらくどこに住もう?」というのは大課題...と帰りのメトロノース車中ふと思いながら都会の我が家へ戻っていった。それにしても、えつこさんの豪華料理のおもてなしの数々、ビールにお酒に、緑が連なるゆったりとした眺めのお部屋で、あっという間の時間を大切な仲間といろんな話をして過ごさせて頂き、至極幸せなひと時でした...
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![]() <↑フェリーからフェリー越しにロウァーマンハッタンを望む> 7/14(土)さらっとした風が心地いい快晴の土曜日、Staten島へフェリーで行った。バッテリーパークから出るこのフェリーはMTAの運営で無料。明石と淡路島を結ぶフェリーのようなもので20分くらいでStaten島へ着く。 ![]() 海上から自由の女神も見渡せる。天気がいいとハドソン川や沿岸にはこうしてヨットが多い。 ![]() バスに揺られてしばらく行き、ハーバー沿いに一軒あるレストランへ行った。知人から教わったこのお店、眺め◎牡蠣もワインも美味しい。でも、誰かのせいでゆっくりしていられない。 マンハッタンへ帰るフェリーから前方の眺望。WTCがあった頃はもっとメリハリある景観だっただろうなぁ。 ![]() この前ニュージャージーからマンハッタンの西側を眺めてみた。今日は南側から。ウチの屋上からの眺めと総合するとマンハッタンの真ん中から南側のおおよそのスケールが自分の感覚として把握できる。4kmというのは土地が平らで道路が直線のこの地だと見通しが利くものだ(マンハッタン島の東西は約4km)。 |
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7/13(金)友人の住む郊外のフォレストヒルズへ。マンハッタンから30分で着く。その昔オランダ人が移り住み、現在に至るまで高級住宅地として発展してきたエリアらしい。高さ20m超のシダーの巨木が悠々と連なる。戸隠神社の奥社へと続く杉の参道や日光杉並木がよぎる。マンハッタンで歩道を歩くと車の走音とは切り離せない。だから普段の暮らしとは別次元。駅からすぐの鬱蒼とした樹木に包まれる住宅街の通りは豊かな緑環境で、赤レンガや木造の旧いお屋敷が映える。昔を思い起させるのは、そうした大きな木、建物の感じ、道のつくりかたetc.芦屋で暮らしていた小学生の頃、大きな樹木に包まれひっそりたたずむお屋敷を横目に歩いていた。その頃の感覚と同じような、どこかお伽噺の世界に自分が存在しているようなおもしろい感覚がした。
−都会と郊外、両方に居場所があるのが理想的。 |
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